人生の中で深い絶望に陥ることは誰もが経験するだろう。
ほとんどの人は、そこであきらめ、挑戦をやめてしまう。
しかし実は、それは本当にもったいないことなのだ。なぜなら、その絶望の中にこそチャンスが潜んでいるからである。
「この壁は誰も越えられないはず。
差がつくポイントだ。
この困難を楽しんでやる!」
うまくいっているときに差はつかない。
勝負を決めるのは、困難の中に何かを見出し、実際に行動するかどうかである。
2011年にゼロの地から創業。
その後たった3年で日本を代表する農業生産法人を創った起業家が、
“何をどう考え、どのように行動し、何と闘ってきたか”
を赤裸々に綴った渾身の一冊。読むだけで、勇気が湧いてくる。
1977年、宮城県山元町生まれ。
日本、インドで6つの法人のトップを務める起業家。
2002年にITコンサルティングを主業とする株式会社ズノウを設立。
東日本大震災後は、大きな被害を受けた故郷山元町の復興を目的に特定非営利活動法人GRAおよび農業生産法人GRAを設立。
先端施設園芸を軸とした「東北の再創造」をライフワークとするようになる。
イチゴビジネスに構造変革を起こし、大手百貨店で、ひと粒1000円で売れる「ミガキイチゴ」を生み出す。
2012年11月にはインドのマハラシュト州に先端イチゴハウスを建設。
2014年に「ジャパンベンチャーアワード」で「東日本大震災復興賞」を受賞する。
著書に『99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る』(ダイヤモンド社)がある。